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輪王寺山門

仙台藩四代藩主伊達綱村により建立された,江戸時代中期の堅実な八脚門(はっきゃくもん)

りんのうじさんもん

輪王寺山門

Rinnoji Sanmon

In English
指定区分
Classification
仙台市指定 / 建造物
年代
Age
江戸時代 - 元禄4年(1691)

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
昭和61年(1986) 12月20日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区北山1丁目14-1
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解説
Description

 輪王寺は,伊達氏十一世伊達持宗によって嘉吉元年(1441),伊達郡梁川(福島県梁川町)に創建され,伊達氏に従って仙台の地に移ってきた。現在地に移ったのは慶長7年(1602)。御一門格寺院として大伽藍を形成した。元禄4年(1691)仙台藩四代藩主伊達綱村により仏殿,客殿などが整備され,この山門はこの時に建立されたものと見られる。明治9年(1876)の北山大火ではこの山門だけが焼け残った。三間一戸(さんげんいっこ)の八脚門(はっきゃくもん)で,切妻造(きりづまづくり)本瓦葺,素木造(しらきづくり)である。12本の柱はいずれも円柱で,棟の左右に鯱(しゃち)が載り,前面左右に仁王が配されている。江戸時代中期の堅実な手法を伝えている門である。

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