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毘沙門天立像

市内に伝わる,数少ない平安時代の仏像

びしゃもんてんりゅうぞう

毘沙門天立像

Bishamonten Ryuzo

In English
指定区分
Classification
仙台市登録 / 彫刻
年代
Age
平安時代

Quantity
1躯
指定年月日
Designated Date
平成9年(1997) 03月25日

所在地
Location

宮城県仙台市宮城野区燕沢2丁目3-1
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解説
Description

毘沙門天立像は,善応寺(ぜんのうじ)本堂の右脇上間ノ間に安置されている。善応寺は,元禄10年(1697)に伊達藩四代藩主伊達綱宗によって,当時廃寺であった胆沢郡黒石村(岩手県奥州市水沢区黒石)の長谷寺の寺跡を移して創建された。毘沙門天立像も,本尊である十一面観音菩薩立像とともに,この時に移されたものとされる。毘沙門天立像は,もとは素木(しらき)で,肉身部の彩色(さいしき)と甲冑(かっちゅう)の漆箔は後補である。仙台市登録文化財となっている十一面観音菩薩立像と同様に,平安時代後期(11世紀~12世紀)の仏像であり,貴重である。一木造 像高106cm (善応寺所蔵)

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