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木造聖観音菩薩立像

別名「影沼観音」とも呼ばれる,鎌倉時代の観音像

もくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう

木造聖観音菩薩立像

Mokuzo Shokannonbosatsu Ryuzo

In English
指定区分
Classification
仙台市登録 / 彫刻
年代
Age
鎌倉時代

Quantity
1躯
指定年月日
Designated Date
平成10年(1998) 03月24日

所在地
Location

宮城県仙台市若林区新寺3丁目5-3
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解説
Description

木造聖観音菩薩立像は,阿弥陀寺観音堂に安置されている。彫眼(ちょうがん)に金泥を施す。寺伝によると,春日作と伝えられ,様式的には鎌倉時代の流れを汲む。同寺の本尊で県指定文化財である,鎌倉時代の阿弥陀如来立像に次ぐ古さとされるが,一部に漆を塗り重ねた跡や矧出(はぎだ)した痕があるため,造られた当時の像容が損なわれている所がある。像に関する記録がなく,由緒は定かではないが,つくりの様式からして,製作年代は鎌倉時代と思われる。なお,この像は,俗称「影沼観音」と称しており,仙台三十三番札所観音の第十七番札所となっている。寄木造 像高85.1cm(阿弥陀寺所蔵)

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