仙台市立岩切中学校
校歌

作詞 永野 為武
作曲 福井 文彦

一. 朝鳥啼く 高森山よ
古城の址に 松の影
鳩は舞う 大空を
若い生命はつどう 緑の大地
ここみちのくに 励むわれら

二. 休まぬ水 七北田川よ
拓けるゆくて 太平洋
船はゆく 大海を
文化の基築く 春秋三年
ここ岩切に 学ぶわれら

三. 雪をかむる 泉ヶ岳よ
啓示は遠く 澄む星座
風は吹く 学園に
我が故郷は告げる 歴史の響
みよ誇らかに 光る徽章





 岩切中学校の校歌は、昭和31年、開校10周年にあわせて制定されました。歌詞には岩切の風景や歴史を感じさせるものがたくさんあります。



・「高森山」、「七北田川」、「泉ヶ岳」→岩切から見ることができる風景

・「緑の大地」→岩切が田園地帯であることを表しているように思われる。

・「休まぬ水七北田川よ 拓けるゆくて太平洋 船はゆく 大海を」
 →岩切は昔、いくつかの街道が交差した場所で、人々の交通の拠点として栄えていた。また、七北田川を使っていろいろなものが行き交い、物資の流通の拠点であった。

・「若い命は集う」、「文化の基築く」、「みよ誇らかに光る徽章」
 →自然と歴史の豊富な岩切で、若さと誇りを持っていろいろなことに励み、新たな歴史を作っていきましょう、という期待が込められている。




 岩切中の校歌は非常に珍しく、3部合唱ができるようにも作られている。






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