一人一人の学びを充実させる授業の在り方
～一人一台端末を有効に活用した授業づくりを通して～
◆研究内容◆
本研究は、平成２８年度から昨年度まで国語科において進めてきた「主体的に考える児童の育成」をベースに、児童の個の学びをより一層充実させていくことをねらいとしています。令和３年度から実施されたGIGA スクール構想に伴い、児童の学習環境は劇的な変化を遂げる過渡期にあります。
児童が学習において一人一台端末等の ICT 機器を効果的に活用することで、①個別学習の充実 ②協働学習の充実 ③探求のプロセスの充実 ④児童のICT活用能力の向上 等の様々な効果が期待されています。そこで、本校では 一人一台端末等のICT 機器を活用 した授業研究を重ねることで、個の学びのより一層の充実に寄与する活用場面や活用方法を整理・検討し、実践内容を積極的に共有することで他学年や他領域においてのICT活用を全校的に推進していこうと考えています。
また、一人一台端末等の ICT 機器の活用による学習過程の個別最適化は教科を問わず実現可能であると考え、その知見を多岐に渡って収集する意味でも、本年度は敢えて教科領域の限定はせずに研究を進めていくこととしました。
◆目指す児童像◆
課題について見通しを持ち，自分の考えを発表し合い，互いに深め合うことでより考えを発展させ，自分の考えを振り返ることができる児童
◆令和３年度の研究予定◆
５月 ・・・・・・研究全体会
６月 ・・・・・・研究テーマについての個別の検討
７月～１２月・・指導案の検討，研究授業，事後検討会の実施
１月 ・・・・・・研究のまとめ
２月 ・・・・・・次年度の研究計画
３月 ・・・・・・研究集録の作成など
