西山小学校の紹介

毎日読書する児童の育成 進んで挨拶する児童の育成


  
 仙台市立西山小学校は,仙台市立の115番目の小学校として平成3年4月に開校し,この4月に32年目を迎える,市内では比較的新しい学校です。

 平成23年11月には,開校20周年記念式典と祝賀会が行われました。
 令和3年11月には,開校30周年行事として,児童のみの参加ではありましたが開校記念式を行い,記念誌「にしやま」も発行しました。

 校舎は,西山中学校と隣接し,一段高いところに建てられています。
 校舎北側の二階建ての壁面には,幅8.5m,高さ16mにおよぶレリーフ「大自然」が描かれています。このレリーフは,学校の設計段階で,地域の人々の要望を取り入れて作られたものです。学校が造られた場所は,木が茂り,鳥が住み,太陽の光いっぱいの森であったことに由来して,抽象的な木・鳥・太陽が表現されています。

 本校の校舎の特徴は,普通教室と特別教室が分離した形で造られていることです。特別教室としては,1階には理科室・図工室・パソコン室・コミュニケーションルーム(クラブ活動や学年集会等に利用)・和室(24畳・「清心庵」と呼ばれている)があります。
 2階には,図書室・視聴覚室・多目的ホール(授業の他にクラブ活動や学年集会に利用)があります。3階には,家庭科室・音楽室(冷暖房完備)があります。
 令和2年度には,全学級も冷暖房が設置されました。
 本校は,「仲良く助け合う子」「明るくたくましい子」「自ら学び自ら考える子」を目指す児童像とし,様々な教育活動に取り組んでいます。特色のある取り組みとしては,充実した食育活動や読書活動,地域に開かれた学校づくり等があげられます。
 読書活動においては,図書事務員の配置や読み聞かせボランティアによる活動等,多様な取り組みを行っております。各学級でも週2回,朝に読書の時間を設定し,音読・読書活動に力を入れています。
 これらの活動を含め,様々な教育活動において,地域の方々をゲストティーチャ―として授業に起用したり,ボランティアとして協力いただいたりしています。地域人材の活用や地域素材の教材化を推進し,地域の方々との協働に努めることを通して,地域に開かれた学校づくりを進めています。
 平成20年度から3年間,仙台市教育委員会の委託を受け,「学びのコミュニティづくり推進事業」を実施しました。この事業では,学校と地域が連携し,主に土曜日,子供たちに豊かな学びの場を提供する活動として,学区内ウォークラリーやグラウンドゴルフ,餅つき体験等楽しい活動を行いました。
 以上のように,西山小学校は,社会の変化に対応しながら,目指す児童像の具体化に向け,教育諸活動に取り組んでいる学校です。



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