本校は仙台市の南部に位置し，ＪＲ線を境に西側の新興住宅地を含む地域である。学区及びその周辺は，古くから開けたところで，栗遺跡，安久遺跡などの埋蔵文化財が多く， あづま街道，奥州街道などの史跡に恵まれた地域である。さらに，近くを名取川が流れ，その名取川によって形成された扇状地に独特の工夫がなされ， 水利の面でも，六郷堰，十二郷堰，名取川頭首工と発展の跡が見られる。
開校当時は，豊かな田園地帯が広がり，農業を中心とした地域であったが，近年太白大橋の 開通と共には急速に都市化が進み，マンション・アパート等の建設により転入児童が急増した。柳生小学校の開校と同時に約３分の２に減少した。現在，児童数は横ばい傾向にある。
地域住民並びに保護者は教育的関心が高く，学校の諸活動に協力的である。 その中にあって，児童は地域社会の温かい目に支えながら伸び伸びと生活している。
