東北大学所蔵,名取市の古墳から出土した埴輪4箇
はにわよろい,はにわいえざんけつ,はにわえんとう
埴輪甲,埴輪家残闕,埴輪円筒
Haniwa Yoroi , Haniwa Iezanketsu , Haniwa Ento
▼ In English
解説
Description
名取市下増田大字杉ヶ袋の経の塚古墳から出土した計4箇の埴輪である。「埴輪甲」2箇は,短甲型(たんこうがた)で,高さ55.2cmと,45.2cmである。「埴輪家残闕(いえざんけつ)」は一部が欠損しているが,家型の屋根の部分である。「埴輪円筒」は,高さ66.5cm,上端直径39.5cmで2本の凸帯がつく。これらの埴輪はもとは個人の所蔵であったが,その後東北大学に寄贈されて仙台市に所在する文化財となった。(東北大学所蔵)