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木造十二神将立像

12躯全像がそろった,鎌倉時代の十二神将像

もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう

木造十二神将立像

Mokuzo Junishinsho Ryuzo

In English
指定区分
Classification
宮城県指定 / 彫刻
年代
Age
鎌倉時代

Quantity
12躯
指定年月日
Designated Date
昭和34年(1959) 08月31日

所在地
Location

宮城県仙台市若林区木ノ下2丁目8-28
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解説
Description

十二神将は薬師如来に従い,それを信仰する人々の守護神である。また十二支との結びつきから昼夜十二時それぞれの刻の守護をつかさどり,さらに十二方それぞれの方位を守護するとも信じられている。甲冑を着けた武人の姿で表され,薬師如来像の周囲に配される。陸奥国分寺の木造十二神将立像は12躯全部がそろっており,頭上に子・丑などの十二支の獣を標識につけている。10躯は武人像であるが2躯は上半身裸形で,裳を着ける姿でつくられている。それぞれの表情は忿怒(ふんぬ),泣きなどと多彩である。十二支獣は後補であるが地方作として全体がよくまとまっている。近年まで陸奥国分寺薬師堂内に安置されていた。カツラ,カヤ材 寄木造(陸奥国分寺所蔵)

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