支倉家伝来の古文書類
はせくらけもんじょ
支倉家文書
Hasekurake Monjo
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解説
Description
支倉家文書は,慶長遣欧使節となった支倉六右衛門常長の出た支倉家に伝来した古文書である。歴代の知行宛行(ちぎょうあてがい)状,切支丹(きりしたん)として死んだ親族の報告書である死失牒(しにうせちょう),家譜書上(かふかきあげ)など,江戸時代初期から明治時代初期までの文書44件からなる。支倉常長は,元和6年(1620)に帰国し,その2年後に病没するが,寛永17年(1640)常長の長男常頼が家人に切支丹がいたとして処刑され,支倉家は改易(かいえき)となる。寛文10年(1670)常頼の子常信のとき,赦されて支倉家は再び取り立てられた。(仙台市博物館所蔵)