貴重な動植物が自生する,県内最大のミズバショウ群生地
いずみがたけのみずばしょうほかしっせいしょくぶつぐんせいち
泉ヶ岳のミズバショウほか湿生植物群生地
Izumigatakeno Mizubasho hoka Sisseishokubutsu Gunseichi
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解説
Description
ミズバショウはサトイモ科の多年草で,3月から5月に花が咲く。葉は大きく地下に根茎(こんけい)があり,中部地方以北の湿原に群生する。宮城県内の群生地としては,この泉ヶ岳南斜面の裾野の湿地がその規模において随一である。湿原にはミズバショウの他に絶滅の恐れのあるヤチスギラン・エゾニガクサ・オオニガナ・ヒメコヌカグサ・サギソウ,著しく減少しているトキソウ・ミズトンボ・オオミズトンボ・コバノトンボソウ・サワギキョウ・ムラサキミミカキグサなど,多くの貴重な動植物が自生している。