鎌倉時代末期の像として貴重
あみだにょらいざぞう
阿弥陀如来坐像
Amidanyorai Zazo
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解説
Description
阿弥陀如来坐像は,昌繁寺(しょうはんじ)の位牌堂に安置されている。昌繁寺は,慶長6年(1601),良伝袋中和尚に帰依した福田鶴右エ門が堂宇を建立して創建したもので,昭和戦後に近隣の宝泉寺を統合したと伝える。阿弥陀如来坐像は,その宝泉寺伝来のもので,玉眼(ぎょくがん)を入れ,漆箔(しっぱく)を施す。鎌倉時代末(13世紀~14世紀中頃)の作と推測され,貴重である。 寄木造 像高45cm (昌繁寺所蔵)