仙台神楽の特徴を持つ,軽妙な神楽舞
せんだいとうしょうぐうかぐら
仙台東照宮神楽
Sendai Toshogu Kagura
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解説
Description
仙台の東照宮は,承応3年(1654)に徳川家康を祀るため仙台藩二代藩主伊達忠宗により創建された。藩政時代から明治中期にかけて,東照宮の秋期例祭「仙台祭り」は,天下三大祭といわれたほどの荘重華麗な催しであったが,神楽の奉納についての記録はなく,明治以降に伝わったものと考えられる。この神楽は,十二座神楽系の一系派で,丹波系や名取熊野堂系などの影響も見られ,軽快な神楽舞である仙台神楽の特徴を持つ。