弥生時代中期から古墳時代中期の木製品が大量出土
おさえぐちいせきしゅつどいぶつ
押口遺跡出土遺物
Osaeguchi iseki Shutsudo Ibutsu
▼ In English
解説
Description
押口遺跡出土遺物は主に弥生時代から古墳時代にかけての土器,石器,木製品などで構成され,この時代の仙台平野における生活史・技術史を示す。
木製品には農耕用具や工具,食器,容器などがあり,とりわけその主体をなす弥生時代中期から古墳時代中期の農耕用具は,従前の空白であった古代東北日本における農耕用具の変遷を解明するための基礎資料として重要である。なお,本資料群には中世,近世の資料も少数含まれている。
仙台市教育委員会1996 『仙台市文化財調査報告書第213集中在家南遺跡他』