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堤人形土型

堤人形の製作技術やその変遷を示す重要な資料

つつみにんぎょうつちがた

堤人形土型

Tsutsumi Ningyo Tsuchigata

In English
指定区分
Classification
仙台市指定 / 歴史資料
年代
Age
複数年代

Quantity
1759点
指定年月日
Designated Date
平成15年(2003) 03月25日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区堤町

解説
Description

 堤人形は,仙台城下の北端に位置する堤町で作られており,この名がある。仙台藩は,奥州街道の北の出入口のこの地に足軽町を作り,豊かな粘土資源を活用し,藩内の産業発展と生活の安定に役立つ焼き物・人形等を足軽の副業として作らせた。四代藩主伊達綱村が,元禄年間に江戸の陶工・上村万右衛門を招いて作らせたのがはじまりといわれ, 文化・文政時代には西の伏見人形,東の堤人形と並び称される程になり,東北全体の土人形や張り子人形に多大の影響を与えた。明治時代後半には,土人形を造る人形屋が次々と店を閉じたが,現在も江戸時代の旧型(粘土型)が石膏型に取り直され,江戸時代の土人形の伝統が守り継がれている。(個人所蔵)

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