大正期の良質な近代和風建築
おおさきはちまんぐうしゃむしょ
大崎八幡宮社務所
Osakihachimangu Shamusho
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解説
Description
大崎八幡宮の社務所は,種々の資料の分析から大正12年(1923)4月~13年5月までの間に建築されたと考えられる。仙台市に残る大正後期の建物として,保存状態が良い。目の詰まった良質な木材を用いるなど,建築材料に対する拘りも伺われ,接客空間が大きく取られた,書院造を基調とする近代和風建築として価値が認められる。仙台市民や参拝者の目に留まり広く親しまれており,大崎八幡宮の境内を構成する一要素として,大変貴重である。