伝統的な仕様を受け継いだ,大正期の厩
おおさきはちまんぐうしんめしゃ
大崎八幡宮神馬舎
Osakihachimangu Shinmesha
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解説
Description
大崎八幡宮社務所の東方,参道を挟んだ位置に建つ。南北棟の入母屋造桟瓦葺(さんがわらぶき)で,西面は縋(すがる)破風(はふ)を付け,葺き降ろす。北寄りに床上部,南は東に厩2室を設け,西に土間を通し,物置を突出する。厩は土間に厚板を敷き詰め,内法(うちのり)下を縦板張とするなど,伝統的な仕様を受け継ぐ。一時,住居として使われ,平成22年(2010)に復元された。