キャンパスの象徴として親しまれる,大正期の鉄筋コンクリート校舎
とうほくがくいんだいがくほんかん(きゅうとうほくがくいんせんもんぶこうしゃ)
東北学院大学本館(旧東北学院専門部校舎)
Tohokugakuin Daigaku Honkan ( Kyu Tohokugakuin Senmonbu Kosha )
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解説
Description
東北学院中興期の建築になる鉄筋コンクリート造3階建。東西に長い中廊下敷平面で北面し,正面中央を塔屋状につくり玄関ポーチを構える。外観は地元産の秋保石を用い,いわゆるカレッジ・ゴシック様式で端正にまとめる。キャンパスの象徴的存在として親しまれる。設計はアメリカ人建築家のモルガン,施工請負は仁田寅蔵である。大正14年(1925)月に定礎式があり,翌15年9月までに供用。半地下の1階が福利厚生用,2・3階が教室となっている。