昭和初期のカレッジ・ゴシック様式の礼拝堂
らーはうざーきねんとうほくがくいんれいはいどう
ラーハウザー記念東北学院礼拝堂
Rahauza Kinen Tohokugakuin Reihaido
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解説
Description
南北に長い鉄筋コンクリート造建築で,南に玄関とホール,T字型の礼拝堂の北に教壇を構え,両脇とホール2階をバルコニーとする。扁平尖塔アーチの縦長窓や笠付柱型が垂直性を強調したカレッジ・ゴシック様式の外観で,本館とともに学院の核を構成する。設計はアメリカ人建築家のモルガン,施工は東京の石井組である。昭和6年(1931)7月定礎,同7年19日献堂となった。なお,「ラーハウザー」は多額の寄付をしたアメリカ人女性の名前である。