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定義如来西方寺山門

気仙大工の手による,創意あふれる彫刻を持つ山門

じょうぎにょらいさいほうじさんもん

定義如来西方寺山門

Jogi-nyorai Saihoji Sanmon

In English
指定区分
Classification
国登録 / 建造物
年代
Age
昭和(戦前) - 昭和7年(1932)

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
平成30年(2018) 03月27日

所在地
Location

仙台市青葉区大倉上下1
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解説
Description

  西方寺は,平清盛・重盛に仕えた平貞能(さだよし)が,平家没落後にこの地に隠れ,その没後,貞能の墳墓上に小堂を建ててて阿弥陀如来像を安置したことを起源とし,宝永3年(1706)に「極楽山西方寺」として開創されたと伝える。
 定義如来西方寺山門は,西方寺境内の,旧中心地の入口を画す。三間一戸の二重門で,屋根は入母屋造銅板葺(もと,こけら葺)とし,上層正面中央に軒唐破風を付ける。貞能堂と同じ気仙大工の花輪喜久蔵の手による建築で,彫刻大工も石井寅正と共通している。虹梁より上部を多量の彫刻で飾り,通路の猿の造形など創意にあふれており,大工の技量が発揮されている。

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