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宮城野納豆製造所休憩室

近代食品工場における労働環境整備を物語る

みやぎのなっとうせいぞうしょきゅうけいしつ

宮城野納豆製造所休憩室

Miyagino natto Seizosho Kyukeishitsu

In English
指定区分
Classification
国登録 / 建造物
年代
Age
昭和(戦前)

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
令和元年(2019) 09月10日

所在地
Location

宮城県仙台市宮城野区銀杏町663他
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解説
Description

 宮城野納豆製造所は、近代の科学的納豆製造方法の確立に寄与した三浦二郎氏が、大正9年(1920)に創業した納豆および納豆菌の製造・販売店である。昭和9(1934)に若林区南小泉から現在地に移転し、発酵温度の調整ができる「三浦式醗酵室(むろ)(文化室)」を開発して、納豆の近代的製法の確立に貢献した。
 休憩室は、製造棟東棟の東側に接続して建つ。切妻造(きりづまづくり)桟瓦葺(さんがわらぶき)の平屋建てで、外壁を下見板張りとする。内部はモルタル土間の一室で、東西両面にガラス窓を並べる。建築当初の姿をよく残し、近代食品工場の構成を伝えている。

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