地下展示

なにがみられるの?

 地下展示室は約2万年前のたき火のあとや森のあとを見つかったままの場所でそのまま保存し、展示しています。たき火あとは小高いところにあり、そのまわりから100数点の石器などが見つかりました。

  旧石器時代の人が残した生活のあとと氷河期の森のあと、両方を見つかった時のままに見ることができる場所は、世界中でここだけなんじゃ。

約2万年前はどんな世界?

  人間が主に石の道具を使って、動物をつかまえたり、木の実をとったりして暮らしていた時代「旧石器時代」じゃ。


               (提供:仙台市教育委員会)

旧石器時代の次の時代が縄文時代。
縄文時代について知りたいときは「仙台市縄文の森広場」に行ってみよう。

森のひみつ

 地下展示室で見ることができる森の木の多くはトミザワトウヒ(絶滅種)などの針葉樹で、そこにわずかに広葉樹が混じっています。

  約2万年前の森では、シカのフン、昆虫のはねなども見つかっているんじゃ。

 1階の展示室では見つかった約2万年前の動物や植物について紹介しています。

たき火あとのひみつ

 地面が少し高いところにから、小さな炭化物が直径70~80cmの範囲にまとまって見つかりました。炭化物は木が燃えて小さな炭になったもので、分析の結果などから一晩程度火をたいたたき火のあとだと考えられます。

よみがえるあの日

 発掘調査の結果から、2万年前の富沢でのできごとを復元映画にしました。

上映時間

毎時10分・30分・50分から10分間上映いたします。

ストーリー

約2万年前のある日の夕方、数人の旧石器人がやってきました。
彼らが手に持っているヤリは狩りの途中でこわれてしまいました。
旧石器人はたき火のまわりで新しい石器をつくってヤリをなおし、食事をしました。
そして狩りを続けるために立ち去って行きました。

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