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あんどん(行灯)


 
あんどんは江戸時代(今から150年以上前)を中心に使われました。
菜の花の種からとれる「菜種(なたね)油」を燃やしましたが、
魚(イワシなど)の油を使うこともありました。
あんどんには大きなもの、小さいもの、四角いもの、丸いものなど
いろんな大きさ、形のものがありました。


石油ランプ


    

  



石油ランプは、
明治時代(今から約100〜140年前)から、使われるようになりました。
燃やすとススが出るので、ガラスの筒(つつ)の部分(ホヤといいます)は
毎日きれいにみがかなくてはなりませんでした。
これをみがくのは子どもの仕事だった、という家も多くありました。

上の段のランプは台の上に置いて使い、
真ん中の段のランプはつり下げて使いました。
下の段のランプは手に持って使うこともありました。

 

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