仙台市コンテンツ共有化プロジェクト委員会
エネルギー

単元の目標

エネルギーに関する観察や実験を通して日常生活との関連を考察させ,エネルギーには様々なものがあることや,それらが相互に移り変わったり,保存されたりしていることを理解させるとともに,エネルギーについての初歩的な見方や考え方を養う。

本時の目標

ふりこの運動から,位置エネルギーと運動エネルギーとが相互に移り変わることを理解し,摩擦とのかかわりから力学的エネルギーの保存について説明できる。

活用コンテンツ

IPA教育用画像素材集
理科「実験・観察集」⇒ 運動と力 ⇒ いろいろな運動 ⇒
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/d-ljk1/d-unt1/d-iun1/IPA-ljk250.htm
「振り子運動」(動画)

スローモーションで動きがよく分かる
左端と右端で一瞬動きが止まり,真中で速さが最大になる

「振り子運動のエネルギー変化」(動画)

エネルギーの変化が図で表されていてよく分かる
左端と右端で位置エネルギーが最大,真中で運動エネルギーが最大になる

本時の流れ

段階 学習活動

■使用コンテンツ・URL,▲指導上の留意点,●評価の視点

導入 1.ジェットコースターの運動の特徴を話し合う。  

▲最初に高い位置に上ることによって,動力が得られることに気づかせる。

展開 2.ジェットコースターの運動における,位置エネルギーと運動エネルギーとの移 り変わりについて話し合う。

▲一方が大きくなると,他方は小さくなることに気づかせる。

3.ふりこの運動を演示し,特徴を話し合う。

▲両端と真中における速さや高さに着目させる。

4.「振り子運動」,「振り子運動のエネルギー変化」(動画)を提示し,ふりこの 運動の特徴やエネルギーの移り変わりについて確認する。  

■IPA教育用画像素材集 理科「実験・観察集」 

「振り子運動」(動画),「振り子運動のエネルギー変化」(動画)

http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/d-ljk1/d-unt1/d-iun1/IPA-ljk250.htm

5.力学的エネルギーの保存について確認する。

▲摩擦の存在に気づかせ,摩擦がなければ,ふりこはいつまでも同じ運動を続けることを確認する。

●位置エネルギーと運動エネルギーとが相互に移り変わることや,摩擦とのかかわりから力学的エネルギーの保存について理解する。

まとめ 6.ふりこの運動で弦が押さえられたとき,おもりの動きはどうなるか話し合う。  

▲力学的エネルギーの保存から,弦が押さえられても,おもりは反対側と同じ高さまで上がることを確認する。

授業の様子

ふりこの運動がスローモーションで示されていたり,エネルギーの変化が図示されていたりするため,生徒から「分かりやすかった」という感想が聞かれた。

授業者の感想

スローモーションでも速さの変化はつかめるが,一時停止をすることにより各部分の比較ができ,運動の特徴を確認しやすくなる。

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