スマホは,正しく使用さえすれば,とても便利な道具です。その便利な道具を子供に与えるタイミングは,各家庭の状況などにより様々です。
しかし,基本は@きちんと家庭で使い方の約束(ルール)を話し合えるか Aルールを決められたらそれを守れるか です。
しっかりと,子供と向き合って話をしましょう。
また,保護者の責任のもと,使用させるということを頭に入れておきましょう。
万が一,未成年の子供がネット上でトラブルを起こした場合,その責任は保護者が負うことになっています。
子供にスマホ・携帯電話を持たせる際はもちろんですが,インターネットに接続できるゲーム機等を使用させる際にも大切になってくるのが,家庭での約束です。
また,インターネット上でやってはいけないことは,学校や社会でもやってはいけないことと同じです。普段から,ルールやマナーを守って生活する習慣を身につけさせることも大切です。
●自発性を尊重しながら●
親子が共に考え,子供の自発的な意見を引き出すような「会話(対話)」をする ことが,子供自身の「責任感」を持ったスマホ利用につながります。
●子供目線で●
まずは,子供の話に寄り添いながら,スマホの使い方の話し合いやルール作りに つなげていきましょう。
ルールづくりは親子の信頼づくりです。
こちらを参考に,話し合って「我が家のルール」を決めましょう。
子供は大人の姿を見ています。
スマホ・携帯電話をはじめとしたインターネットの使い方の一番の手本は身近な大人。家族や親です。正しく安全に利用する姿を見せることが大切です。
普段から,いろいろな話ができる家族団らんの時間をもつことが理想ですが,そう上手くできません。
家族の生活リズムもあらためて見直してみてはいかがでしょうか。
参考:「子どもと学ぶネットモラル」広教 2014年刊行 P22
「親子で話そう!スマホの使い方2017仙台版」仙台市教育委員会 2017
「仙台版 大丈夫?スマホの使い方〜親子で考えよう「情報モラル」〜」仙台市教育委員会 2016