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インフルエンザによる出席停止期間の基準について
「解熱後2日間が経過するまで」に加え「発症後5日が経過していること」 インフルエンザによる学校の出席停止期間は発症した後5日を経過し, かつ,解熱した後2日(幼児にあっては,3日)を経過するまで (学校保健安全法施行規則第十九条)(2012年4月1日改正) |
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例えば,発症後2日目に解熱した場合
例えば,発症後4日目に解熱した場合
※抗インフルエンザ薬の効果で熱が下がっても,インフルエンザウィルスの感染力はしらばらくの間残っています。また,インフルエンザでは,一旦熱が下がっても,再び発熱する場合があります(二峰性発熱)。出席停止期間に従い,感染力が弱くなるまで登校や登園を控えることで,インフルエンザの蔓延を防ぐことを心がけてください。 |
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ウィルスはどうやってうつるのか? インフルエンザにかかっている人が咳やくしゃみ,会話をすると,だ液や鼻水が飛散して,インフルエンザウィルスが放出されます。放出されたウィルスは,主に3つの経路で体内に侵入します。 ◆3つの感染経路 @飛沫感染…咳やくしゃみなどによって放出されたウィルスを直接吸い込むことによる感染。 A接触感染…ウィルスが付着したものをさわった手で,目,鼻,口などに触れることによる感染。 B空気感染…ウィルスを含む細かい粒子が空気中を漂い,この粒子を吸い込むことによる感染。 |
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ウィルスのふせぎ方
インフルエンザに感染しないためには,感染経路を経つことが大切です。 また,インフルエンザにかかりにくい環境をつくる,体力や抵抗力を高めることも,インフルエンザの予防に役立ちます。 ◆ウィルスをふせぐポイント ・こまめにうがい,手洗いをする。 ・外出時はマスクを着用する。 ・屋内の湿度を50〜60%に保つ。 ・部屋の換気を心がける。 ・人ごみの中へ外出しない。 ・十分な休養,睡眠をとる。 ・バランスの良い食事をとる。 |
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インフルエンザの予防
予防にワクチン接種は基本です。しかし,インフルエンザにかかると重症化しやすい方で,家族や同居している方がインフルエンザにかかってしまった場合,インフルエンザの治療に用いる吸引タイプの薬やカプセル剤によって発症を予防する事も可能です。ただし,接触後36時間〜48時間以内に薬を使う必要がありますので,インフルエンザの患者さんと接触した場合は,できるだけ早く医療機関を受診しましょう。 ◆インフルエンザが重症化しやすい方 ・幼児 ・高齢の方 ・心臓病の方 ・糖尿病の方 ・腎臓が弱くなっている方 ・慢性呼吸器疾患の方 ・妊娠されている方 など |