中学校の部 授業実践
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日時・場所

  平成24年11月19日(月) 仙台市立将監中学校 1年6組 13:40〜14:30 

教科・単元名

  国語 「いにしえの心にふれる」  今に生きる言葉【矛盾】

授業のねらい
  書き下し文を繰り返し音読し,漢文と日本語の違いについて考える。

活用したICT機器・コンテンツ

  実物投影機,デジタルテレビ,NHKfor school 10min.ボックス【漢文(1)故事成語】 
         

ICT活用のポイント

・NHK10minボックスを視聴させることで,漢文の学習に興味・関心をもたせるとともに,書き下し文が作られ  た訳と,その仕組みを理解させる。
・実物投影機で書き下し文を拡大し,一部分ずつ映しながら音読させることで,集中して取り組ませる。
・書き下し文の見せ方を工夫し,部分的に隠しながら音読させることで,暗唱への意欲づけにする。

実際の授業の様子
この白文はなんと読むのでしょう。


漢文を読むために訓読文や書き下し文が作られました。「10min.ボックス」を見てみましょう 書き下し文を互いに音読してみましょう。
隠れている部分を補いながら,書き下し文を音読してみましょう。
漢文と日本語ではどんなところが
違うのでしょうか。
自分の考えをワークシートに書いたあと,グループで話し合います。 
成果と課題

○音読練習では全文を一度に見せるのではなく,実物投影機で一部分ずつ拡大し,テロップのように動かし て見せたことで,生徒の集中力が持続し,意欲的に音読を行うことができた。
○「10min.ボックス」を視聴させたことで,初めての漢文学習への興味・関心を高めることができた。またクリ ップの中で訓読の仕組みが分かりやすく説明されているので,説明を短時間で行うことができ,後半のグ  ループでの話し合いの時間を十分に取ることができた。
▲映像は分かりやすいが,生徒が理解する前に画面が変わってしまう場合がある。重要な事項は板書に残 しておいたり,振り返りの時間を設けたりする必要がある。