実践研究
実践授業

@ 小学校 理科

 ◇ 単元名 大地のつくりと変化

 ◇ 指導学級 指導者 6年 教諭 豊川秀樹
 

 ◇ ねらい
    仙台の大地のでき方や環境について,図書資料「仙台の自然」からその時代の
    特徴的な化石,岩石などと関係づけ自分の考えを持ち,表現することができる。

 ◇ 指導の流れ
  情報活用術@【収集】
   ○ 記録を明確にするための資料集の活用
    ・ 共通の図書資料「仙台の自然」と補助資料の活用
  情報活用術A【整理分類】
   ○ キーワードを整理するためのワークシートの工夫
    ・ 根拠を明らかにする ⇒ どの資料の,どこの,どの言葉から
    ・ わかったことを自分の言葉で表現する
  
  情報活用術B【発信】
   ○ グループ内での話合い
    ・ 自分の考えのまとめ直し
    ・ 整理した情報の見直し
   ○ 全体での発表
    ・ 自分の考えの再考の機会
    ・ 一人ひとりの考えを深める

 ◇ 成果と課題
   成果:仙台の大地のでき方について,時代順に根拠を明らかにしながら
       表に整理したことで,自分の考えを持つことができた。
   課題:情報の整理・分類・発信を一度に行うのではなく,計画的に行って
       いくことが,全体でのまとめ直しの時間の確保につながる。



A 中学校 保健体育

 ◇ 単元名 健康とのかかわり

 ◇ 指導学級 指導者 3年女子 教諭 遠藤昌宏

 ◇ ねらい
    図書資料とネットを利用した調べ学習を通して,感染症に関する知識や関心を深める。

 ◇ 指導の流れ
  情報活用術@【収集】
   ○ 同じ項目に対して異なる情報手段で調べる
    ・ 図書資料の活用
    ・ インターネットの活用

  情報活用術A【整理分類】
   ○ 項目ごとに整理分類するためのワークシートの工夫
   ○ 情報源を明らかにする
    ・ 出版社・著者・URL・運営者・更新日など
   ○ 調べた内容を自分の中で噛み砕いてまとめる。
    ・ 調べた内容の書き写しにならないように注意する。
 
 
  情報活用術B【発信】
   ○ グループ内での情報交換
    ・ 調べた内容の情報交換,共有を行う
   ○ 全体での発表
    ・ 自分の考えの再考の機会,知識の深化

 ◇ 成果と課題
   成果
    <異なる情報手段の活用>
    ・ 複数の情報手段から情報を収集することで,調べた内容の信ぴょう性が高まるとともに,
     内容の理解が深まる。
    <ワークシートの工夫>
    ・ 調べる項目を工夫することは,他の生徒との比較や共有につながる
   課題
    ・ 図書資料で調べる場合,事前の内容確認や準備が必要。
   その他
    ・ 調べ学習をする際には,手元に辞書があると便利