チェロコンサート




 仙台フィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者 山本 純先生をお迎えし,上記コンサートが開催されました。
 当日は,120名を越える参加者があり,プロの音楽家の素晴らしい演奏に心を和ませながら,楽しい一時を過ごすことができました。



日時:平成15年11月9日(土)10:00〜11:30
主催:PTA総務研修委員会 健全育成委員会
場所:黒松小学校体育館

曲        目
1.『愛の挨拶』<エルガー> 6.『無伴奏チェロ組曲第1番』<バッハ>
2.『ジムノペディ第1番』<サティ>   
 朗読:「かぜのなかのおかあさん」
7.『鳥の歌』<カザルス>
3.『子守歌』<ブラームス>
 朗読:「こころ」
8.風の谷のナウシカ 組曲5つのメロディーより
  T.『風の伝説』 X.『谷への道』<久石 譲>
4.千と千尋の神隠しより
 『いつも何度でも』<木村 弓>
 朗読:わたしと小鳥とすずと
9.『アレグロ・アパッショナート』<サン・サーンス>
5.『白鳥』<サン・サーンス>


山本 純先生

 5歳より音楽教室に入り,その後ピアノを経て中学・高校と吹奏楽部でフルートを担当。
山形大学教育学部音楽科に入学しチェロと出会う。
 厳本真理弦楽四重奏団のチェロ奏者であった黒沼俊夫氏に師事し,チェロ奏者の道へ。
 83年より仙台フィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者。一方でリサイタル等のソロ活動や,ピアノ三重奏団「トリオ・ドゥムカ」のメンバーとして5回のコンサートを開催
 宮城学院女子大学音楽科,尚絅学院大学女子短期大学部各講師。
 これまでに黒沼俊夫氏,マルティン・オスターク氏に師事。


演奏会場の様子
石黒さんの素敵なピアノ演奏とともに
ソロ演奏 素晴らしいチェロの音色にみんな聞き入っていました。
司会の鉾建さん 詩の朗読は武者さんが担当 会場にはたくさんの方が 親子で参加している方も多数
チェロについて詳しく説明してくださいました 「弓は馬のしっぽでできているんですよ。」
感謝の気持ちを込めて花束の贈呈 閉会 総務研修委員長石黒さん,ピアノ演奏に挨拶にと大忙し


詩 の 朗 読
かぜのなかのおかあさん
        坂田 寛夫

おかあさん としをとらないで
かみがしろくならないで
いつまでもいまのままでいて
わらっているかお はなみたい

おかあさん ねつをださないで
あたまもいたくならないで
どこかへもしでかけても
けがをしないで しなないで

おかあさん はながさきました
かぜもそっと ふきますね
いつまでもいまがこのままで
つづいてほしい おかあさん
 こころ
             金子みすず

おかあさまはおとなでおおきいけれど,
おかあさまの
おこころはちいさい。

だって,おかあさまはいいました,
ちいさいわたしでいっぱいだって。

わたしは子どもでちいさいけれど,
ちいさいわたしのこころは おおきい

だって,おおきいおかあさまで,
まだいっぱいにならないで,
いろんなことをおもうから
わたしと小鳥とすずと
           金子みすず

わたしが両手を広げても
お空はちっともとべないが,
とべる小鳥はわたしのように,
地べたをはやくはしれない。

わたしがからだをゆすっても,
きれいな音ではないけど,
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたはしらないよ。

鈴と,小鳥とそれからわたし,
みんなちがって,みんないい。


ビデオ(WindowsMediaファイル WMV形式)
  「チェロコンサート」 動画(53秒 660KB) 
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