令和6年度活動の方向

 専門的な知識・技術の定着を図る。また,地域や産業界と連携した実践的・体験的な学習活動を通して,職業人としてビジネスの健全で持続的な発展を担える力を育てる魅力ある商業教育の推進を図る。

ア 授業改善の取り組み

 学習指導要領の主旨を踏まえ,商業の各分野を体系的・系統的に理解できる授業づくりに向けて,教科の指導法・観点別評価に関する調査・研究を推進する。

  • 生徒自ら課題を発見し,合理的かつ創造的に解決する力を育む指導法の研究。
  • 他者とのコミュニケーションを通して,組織の一員としての資質・能力,態度の育成に関する研究。
  • 学習場面に応じたICTの活用と指導法に関する研究。
  • 指導と評価の一体化を図り、資質・能力を育成するための観点別評価に関する研究。

イ キャリア教育の推進

 持続可能な経済成長を支える職業人としての資質・能力や態度を育成するために,ビジネスに関する知識と技術の習得と活用する力をつけ,実社会に即した様々な課題を解決できる教育を推進する。

ウ 魅力ある商業教育の発信と人材育成

 各校の特色ある取り組みを加盟校相互に情報共有するとともに,その取り組みや魅力を小・中学校に発信することで,商業教育の将来性を伝える。また,地域,企業,他の教育機関との共創により,高校教育の魅力づくりを行い,新しい価値を創造する将来の職業人の育成に努める。

研究会組織

会員校 43校(単独校 5校,併設校 8校,科目履修校 30校)

会員数 218名(R6年度)

研究会役員

会 長佐 藤 義 行仙台市立仙台商業高等学校長
副会長佐 藤 好 彦宮城県石巻商業高等学校長
菊 地   潤宮城県大河原商業高等学校長
佐々木 武 弘東北生活文化大学高等学校長
丹 羽   裕宮城県鹿島台商業高等学校長
監 事小野寺 文 男宮城県一迫商業高等学校長
根 岸 一 成宮城県塩釜高等学校長

研究部会

第1部会(マーケティング・マネジメント分野) 
事務局:宮城県鹿島台商業高等学校

研究テーマ: マーケティング分野における生成AIの活用について

第2部会(会計分野) 
事務局:宮城県石巻商業高等学校

研究テーマ: 新しい全商検定への対応~iPad等を活用した全商検定 会計の解説編~

第3部会(ビジネス情報分野) 
事務局:宮城県大河原商業高等学校

研究テーマ: 新学習指導要領のプログラミングにおけるアルゴリズムの研究