南光台中学校校歌
作詞 白石貞太郎
作曲 海鋒義美
1. 朝日さす 輝く窓辺 
丘はるか 光は満ちて
若きらは ここに燃え立ち
求めゆく 平和と理想
ああ われらが中学 南光台
2. 友情と青春の郷 
こだま呼ぶ 松の緑に
たくましく からだ鍛えて 
英知(ちえ)ふかめ 心ゆたかに
ああ われらが中学 南光台
3. 茜ぐも 彩る 泉岳(いずみ) 
冠川(かむりがわ) 永遠(とわ)に流れて
睦みあう 世界の友と 
創造(つくり)だす 未来の文化
ああ われらが中学 南光台


作詞者の言葉

  学校の教育精神と生徒の向かうべき指標を端的に歌い上げ、卒業後も自ずと口ずさめる、そして南光台の個性的風土も表現したつもりである。広い台地にさわやかに遍満する朝日の光、そこに躍動する若い生命は互いの友情の輪を大切にして、楽しく過ごす学窓生活は、遠く松の緑に元気にこだまする。そして、クラブや部活が終わる頃、父なる秀峰泉ケ岳が茜に染まり、母なる七北田川が永劫に流れてやまないことに目をやる。最後は諸君が21世紀に生きるものとしての指標で結んだ。また、できるだけ格調の高いものに荘重さも期待したが、幸い不足の分は作曲家海鋒先生によって補充されると思う。


作曲者の言葉

  新しく生まれた、南光台中学校の校歌作曲をするように依頼を受け、よろこんで一生懸命作曲しました。白石先生の流れるようなさわやかな歌詞、また学校の恵まれた環境を曲に表現しようと考えて作曲しました。曲は、変ロ長調、四分の四拍子で、前半はリズミカルにマルカートで歌い、後半はおおらにたっぷりと盛り上げて歌い、「ああ われら・・・」にクライマックスを作るように歌ってください。


昭和54年2月16日 泉市立南光台中学校(当時)校歌制定       披露・発表会パンフレットより