丘陵部は「杜の都」にふさわしい景勝地であり,そこには5世紀代の須恵器が出土した大蓮寺窯跡をはじめ,奈良から平安時代にかけて陸奥多賀城,陸奥国分寺などの官衙,官寺に瓦を供給した二の森窯跡,庚申前窯跡がある。近年の宅地開発によって消滅した遺跡も多いが,枡江遺跡・二の森遺跡など古墳時代から奈良・平安のものだけでも多くの遺跡があり,歴史の香りを漂わせている。
学区民の出入りが多く,全国から集まっているため,教育意識は多様であるが,教育への関心は高く,児童にとっても親にとっても学校が魅力の場になっている。
学区町内会連合会,学区民体育振興会を核とする地域作りの活動が,学校を中心として積極的に行われている。「21世紀を担う児童」の健全育成を目指して,父母・教師・地域が一体となって,日々の教育活動の充実に努力している。