学校の概要


平成12年4月: 仙台市立西中田小学校より分かれ,仙台市122番目の学校として開校した新しい学校である。
○ 校舎は,オープン教室を特徴とし,廊下側に多目的スペースを持つ。明るく余裕のある空間が好評である。また,シャワー室を持つ体育館,7コースのプールやドライ方式の給食調理施設を持つなど,施設設備に恵まれている。急激な児童数の増加に対応するために,平成15年3月に,6普通教室及び3つのIT(多目的)コーナーを持つ校舎の増築,第2音楽室の増設及び昇降口の拡張工事を行った。さらに,平成16年8月に,4普通教室の仮設校舎を増設した。

○ 開校時は19学級・606名でスタートしたが,児童数が年々増加,今年度は普通学級26・特殊学級3・計29学級,900名でスタートした。

○ 開校した年に,スクールカラーを「鮮やかな青」,校木を「ケヤキ」と定め,その年の10月には「校歌ーみどり野に未来をひらくー」(吉田秀三作詞・曽我道雄作曲)を制定した。さらに,緑に囲まれた潤いのある学校を目指して,環境緑化計画を進めており,校庭の周りを芝生で囲み,敷地に沿って樹木を配置し,その一部には平地林と水辺を復元したビオガーデンを設けた。また,学童農園として学区内に2か所合計500坪の農地を借り上げ,学童農園として有効に活用している。

○ 児童は,素直で明るく,学校に通うことを楽しみにしている子どもが多い。普段の授業への取り組みも活発で,校内に開設した「柳生子ども塾」への参加も多数を数えるなど,全般的に児童の学習意欲は高いといえる。開校当初よりコンピュータを活用した教育に取組み,平成15年2月文部科学省主催の「インターネット活用教育実践コンクール」で,実行委員会特別賞を受賞した。また,平成17〜18年度は学力向上推進協力校の指定を受け,〜未来を拓く柳生の子〜の研究主題のもと,平成18年12月7日に公開研究会を実施し,その取組の一端を公開した。

○ PTAは,開校前から活動を開始し,学校の教育活動へ積極的に支援に当たるなど熱心であり,学年ごとに親子スポーツ大会を開いたり,地域全体に呼びかけて柳生フェスティバルを主催したりしている。また,区P連のバレーボール大会に,男女両チームが参加し,平成18年度は男女とも優勝するなど,会員の研修活動やスポーツ活動への取組にも意欲的である。また,平成18年度は優良PTAとして仙台市PTA協議会より表彰された。社会学級も開校年度にスタートしたが,登録者は50名ほどで,PTA会員以外の方も多く参加している。



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