仙台藩四代藩主伊達綱村の寄進による,市内で二番目に古い石鳥居
おおさきはちまんぐういしとりい
大崎八幡宮石鳥居
Osakihachimangu Ishitorii
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解説
Description
大崎八幡宮石鳥居は,仙台藩四代藩主伊達綱村の寄進により,寛文8年(1668)に建造された。市内では,東照宮の石鳥居に次いで古い。鳥居の形式のなかで最も多い明神(みょうじん)鳥居の形式で左右2本の柱の上の笠木(かさぎ)の両端が上に反り,柱に安定感がある。高さ5.7m,幅は柱下部で5m,柱上部で4.6mである。石は岩手県東磐井郡産の花崗岩が用いられている。明治35年(1902)暴風により樹木が倒れて鳥居が損傷したため,明治40年(1907)に修復した。