旧仙台城本丸大広間にあった障壁画
せんだいじょうほんまるおおひろましょうへきがせんめんず
仙台城本丸大広間障壁画扇面図
Sendaijo Honmaru Ohiroma Shohekiga Senmenzu
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解説
Description
この扇面図は，仙台城本丸大広間の御帳台（みちょうだい）の間にあった障壁画である。銀切箔散地（ぎんきりはくちらしじ）に，開いた扇や中開きの扇等大和絵（やまとえ）の雅やかな画題を中心に繊細な筆致で描き，情趣のある画面構成となっている。狩野派の佐久間左京を中心とした画工集団とは異なる，町絵師の出身者を推測させるこれらの作品は，六曲一双及び二曲一双の屏風に仕立て直されて現在に至っている。六曲一双 縦158.5cm 横330.0cm ，二曲一双 縦158.5cm 横154.0cm（仙台市博物館所蔵）