町人が交代で撞いていたという,元伊達家鐘堂の鐘
どうしょう
銅鐘
Dosho
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解説
Description
この銅鐘は,経ヶ峯の山上にあった伊達家の鐘堂の鐘で,もとは越路六軒町在住者が交代でついていたという。この鐘は,昭和35年(1960)に伊達家が瑞鳳寺に寄付したもので,銘によると寛永14年(1637)仙台藩の鋳物師(いもじ)棟梁(とうりょう)の早山弥兵衛利次の鋳造,銘文は清嶽宗拙の作である。 青銅造 総長158.6cm,径91.1cm,竜頭高31.1cm(瑞鳳寺所蔵)