現在位置
仙台市の指定登録文化財(仙台市HP) >
仙台市の指定・登録文化財 >
荘厳寺山門

「逆さ門」とも称される,江戸時代初期の上級武家門

しょうごんじさんもん

荘厳寺山門

Shogonji Sanmon

In English
指定区分
Classification
仙台市指定 / 建造物
年代
Age
江戸時代

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
昭和61年(1986) 12月20日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区新坂町12-1
Google mapへのリンク

解説
Description

荘厳寺山門は,三間一戸(さんげんいっこ)の薬医門(やくいもん)で切妻造(きりづまづくり),本瓦葺の堂々たる門である。江戸時代初期の上級武家門として数少ない遺構である。寛文事件で知られる,仙台藩家老原田甲斐宗輔(むねすけ)の,片平丁にあった屋敷門を移築したものと伝えられ,逆臣の門ということで,「逆さ門」とも呼ばれていた。屋根の破損が甚だしく,柱が傾くなど全体的に老朽化が進んだため,平成5年(1993)と6年の2ヵ年にわたり,解体修理工事を行った。その際,柱材の上下を逆さに,左右の位置を交換して建て直した「門」であることが判明,「逆さ門」のいわれが明らかとなった。

このページのトップへ戻る