仙台四大画家の一人,南画家(なんがか)の菅井梅関(すがいばいかん)による山水画
すがいばいかんすいていごすいず
菅井梅関水亭午翠図
Sugai Baikan Suitei Gosuizu
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解説
Description
菅井梅関(すがいばいかん)(1784~1844)は,仙台四大画家の一人で,代表的な南画家(なんがか)である。この絵は,夏の涼しげな水辺のあずまやが描かれている天保13年(1842)の山水画である。 梅関は,仙台の人で早くから画才を発揮した。南画を志し,長崎では中国画人に直接師事し,技術を修め,多くの文人との交流を深めた。帰郷するときには画壇の中堅に成長していたが,生活が窮乏し最後は井戸に身を投げるという悲劇の画家でもある。縦107.8cm 横36.7cm(仙台市博物館所蔵)