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紙本著色河図之図(東東洋筆)

仙台藩の御用絵師,東東洋(あずまとうよう)による,もと仙台藩校・養賢堂の襖絵(ふすまえ)

しほんちゃくしょくかとのず(あずまとうようひつ)

紙本著色河図之図(東東洋筆)

Shihon Chakushoku Kato no zu (Azuma Toyo hitsu)

In English
指定区分
Classification
仙台市指定 / 絵画
年代
Age
江戸時代 - 文化14年(1817)

Quantity
1幅
指定年月日
Designated Date
昭和60年(1985) 09月04日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区川内26
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解説
Description

河図は,黄河から跳ねて現れた龍馬の背中の旋毛(つむじ)の形状を写したとされる図で,易の八卦はこれから作られたという。河図之図は,この古代中国の伝説を画題としたもので,仙台藩の藩校・養賢堂の襖絵(ふすまえ)であった。養賢堂の学頭職にあった儒学者・大槻平泉が著した「講堂小誌」により,文化14年(1817)に描かれたことが分かり,戦災で消失した養賢堂の数少ない遺品のひとつである。京都で活躍していた東東洋(あずまとうよう)は,帰郷後,御用絵師として仙台城二の丸の障壁画を手がけ,その後に養賢堂の障壁画の制作に当たった。特に動植物は,四条派東洋のもっとも得意とした題材であった。 縦157.5cm 横69.0cm(仙台市博物館所蔵)

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