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大年寺山真景図 伝高久靄厓筆

江戸時代の南画家(なんがか),高久靄厓(たかくあいがい)の作品

だいねんじやましんけいず でんたかくあいがいひつ

大年寺山真景図 伝高久靄厓筆

Dainenjiyama Shinkeizu den Takaku Aigai hitsu

In English
指定区分
Classification
仙台市指定 / 絵画
年代
Age
江戸時代

Quantity
1面
指定年月日
Designated Date
平成7年(1995) 03月23日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区川内26
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解説
Description

高久靄厓(たかくあいがい)は,栃木県高久で生まれた江戸の南画家(なんがか)で,天保14年(1843)48歳で没した人であるが,仙台には三度来遊し,土樋(つちとい)の一条正直の家に泊まるのが常だった。この図は,昭和の初めに,一条家の隣に居宅を定めた東北帝国大学教授阿部次郎が入手したもの。落款(らっかん)印章はないが,作風から靄厓の真筆と考えられる。広瀬川を隔てて見る大年寺の山容が正確に写生されていて,現在3基のテレビ塔の建つ大年寺の江戸末期の姿を示す好記録である。縦25.0cm 横132.0cm(個人所有,仙台市博物館寄託)

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