現存最古の仙台領絵図
くにえず しょうほうねんかんおうしゅうせんだいりょうえず(うつし)
国絵図 正保年間奥州仙台領絵図(写)
Kuniezu Shohonenkan Oshu Sendairyo Ezu(utushi )
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解説
Description
この絵図は,裏書によれば,正保年間(1644~1648)に仙台藩が作製し幕府に提出したものを,元禄10年(1697)に藩が借り受け,模写したものである。体裁,記載事項,彩色など原本を忠実に再現したもので,現存する最古の仙台領絵図である。縦8.3m,横5.1mで畳26畳分の大きさがある。村高・河川・沼・道路・一里塚・金山・温泉などを詳細に記録している。初代藩主伊達政宗没後まもない仙台藩の実勢を示す絵図として重要である。縦8.3m 横5.1m(仙台市博物館所蔵)