大崎八幡宮創建時の,均衡のとれた,南参道の石段
おおさきはちまんぐういしだん
大崎八幡宮石段
Osakihachimangu Ishidan
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解説
Description
大崎八幡宮は,仙台藩初代藩主伊達政宗により,岩出山を経て仙台に遷宮されたもので,慶長12年(1607)には現在地に社殿が創建された。大崎八幡宮石段は,大崎八幡宮の南参道における,一の鳥居から二の鳥居までの石段で,慶長12年(1607)の創建時からのものとされる。緊張感のある急勾配のなかにも均衡のとれた98段の石段で,石段を登り切った所にある鳥居の間口が階段幅よりも狭くなっているため,下から見上げると実際の長さよりも奥行きを感じさせる