太白山の麓にある,江戸時代後期の神社本殿
おいでもりはちまんじんじゃさとみや
生出森八幡神社里宮
Oidemorihachimanjinja Satomiya
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解説
Description
生出森八幡神社は,源頼朝の奥州征伐に際して功労のあった河村秀清が領地を与えられ,八幡宮を勧請したことに始まる。本殿と拝殿は岳宮として太白山の中腹にあり,太白山を望む麓に里宮がある。生出森八幡神社里宮は,入母屋造(いりもやづくり)銅板葺で,かつてはこけら葺であったと推測される。桁行(けたゆき)三間,梁間(はりま)二間に一間の向拝(こうはい)が付く。江戸時代後期の建立とみられる。