江戸時代後期の八脚門
あたごじんじゃしんもん
愛宕神社神門
Atagojija Shinmon
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解説
Description
愛宕神社は,伊達氏と共に米沢から岩出山を経て仙台に移った。愛宕神社神門は,三間一戸(さんげんいっこ)の八脚門(はっきゃくもん)で,切妻造(きりづまづくり)銅板葺である。屋根は,宮城県沖地震の際に,当時桟瓦葺であった屋根瓦が破損したため銅板葺としたもので,かつてはこけら葺であったと思われる。門の左右には,巨大な天狗像が安置されている。文化元年(1804)の棟札(むなふだ)が残されており,江戸時代後期の建立と考えられる。平成25年(2013)に屋根周りを修理している。