六地蔵信仰による,江戸時代後期の地蔵群
もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう
木造地蔵菩薩立像
Mokuzo Jizobosatu Ryuzo
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解説
Description
木造地蔵菩薩立像は,清浄光院本堂脇の間に安置されている。清浄光院は,東照宮の別当寺である仙岳院の末寺で,一万日ごとに大供養塔を建てたことから万日堂と称し,願行寺,常念寺とともに仙台三回向(えこう)寺の一つである。玉眼(ぎょくがん)を入れ,彩色(さいしき)を施すが,平成4年に上塗り修理がなされている。この像に関する記録がなく,由緒は定かではないが,様式からして,製作年代は江戸時代後期と思われる。寄木造 像高約62cm~64cm(清浄光院所蔵)