仙台藩お抱え刀工・初代国包(くにかね)の,特に優れた作品
かたな
刀
Katana
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解説
Description
この刀の作者は,仙台藩のお抱え刀工の初代国包(くにかね)で,正保3年(1646)製作の優品である。国包は,仙台藩のお抱え刀工で,山城国越中守正俊の門人となり修行した。寛永4年(1627)山城大掾(だいじょう)を受領し,正保2年(1645)隠居。以後歴代の国包は幕末まで伊達家の刀工として伝統を継承した。銘文(表)「用恵(ようけい)国包」 (裏)「正保三年八月吉日」 長さ69.2cm 反り1.5cm(個人所蔵)