我が国和算史上屈指の資料
せきさんしでんしょ
関算四傳書(写本)
Sekisan Shidensho( Shahon )
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解説
Description
仙台藩の天文学者・戸板保祐(といたやすすけ)編著の『関算四傳書』は,関孝和(せきたかかず)以降に著述された膨大な量の関流(せきりゅう)算書を集大成し,校訂し評論を加えた,日本の和算史上屈指の資料とされているものである。関孝和の刊行された著作は『発微算法』1作だけしかないため,関流算書を集成した本書の価値は極めて高く,伊達家旧蔵書の中でも特に重要である。(宮城県図書館所蔵)