高さ15~25mになる低地に生える落葉樹。本州(岩手県・山形県以南)~沖縄の山地、丘陵地に見られます。丸いどんぐり(堅果)は、2年目に熟します。かつては薪炭材として、現在ではシイタケ栽培のほだ木として広く植栽されています。
「石皿」・「磨石」という石器をつかって、コナラやクヌギのどんぐりなどを粉にして食べていました。また、ブナ科(コナラ属)の木は丸木舟や櫂、斧柄などの材料になっています。
ブナ科
広場では同じブナ科の「クリ」・「コナラ」を育てています。
Quercus acutissima Carruth.
実(10月はじめ)