別名:ハハソ
高さ15~25mの落葉樹。日当たりのよい山地にふつうに見られます。北海道~九州の温かいところに広く分布しています。楕円形のどんぐり(堅果)は1年で熟します。伐採しても簡単に再生するので、里山にコナラを中心とする、いわゆる雑木林の維持がはかられてきました。現在はシイタケのほだ木に利用されています。
「石皿」・「磨石」という石器をつかって、コナラやクヌギのどんぐりなどを粉にして食べていました。また、ブナ科(コナラ属)の木は丸木舟や櫂、斧柄などの材料になっています。
ブナ科
広場では同じブナ科の「クリ」・「クヌギ」を育てています。
Quercus serrata Murray
雄花(4月下旬)
葉(5月)
実(10月はじめ)