玉虫左太夫(たまむ・しさだゆう)               1 2 3 4 5


万延元年(1860)1月18日。左太夫は,アメリカへ派遣される幕府の使節にしたがって品川沖でポーハタン号にのりこみました。

この時の体験を書き記した『航米日録こうべいにちろく)』はすぐれた記録として注目されています。

船員たちが1日3回「ビールト云フ酒」を飲んでいることや左太夫自身がビールを飲んだことも記録され,玉虫左太夫は,日本人で初めてビールの味を記録した人としても有名です。
横浜港から出発するポーハタン号
玉虫左太夫がのった船です。


横浜開港資料館所蔵模型をもとに作画<sugawara>